003 GoPro HERO9 レビュー タイトル

小型のアクションカメラで人気の「GoPro」シリーズに、新機種「GoPro HERO9 Black」が登場しました。

目玉の新機能

目玉の機能として、「5K解像度ビデオ」「20メガピクセル写真」「前面カラーディスプレイ」「HyperSmooth 3.0(ハイパーズムーズ 3.0)」「バッテリー駆動時間30%向上」ではないでしょうか。

5K解像度のビデオ撮影

最大5Kの解像度でビデオ撮影が可能になりました。

ズームイン(デジタルズーム)しても高解像度のビデオ撮影が可能になりました。

5Kの場合、最大30fpsのフレームレートに制限されますが、4K以下の場合、60fpsのフレームレートでの撮影が可能です。

風景など穏やかな動きの少ない動画では、解像度を上げフレームレートを下げ、編集の際にクロップに耐えられるようにビデオ撮影が可能です。

逆に自転車やスノーボードなどの動きの激しい高速のアクション動画を撮影したいときには、解像度を下げ、フレームレートを上げてビデオ撮影ができるといった、幅の広い撮影に対応できるのではないでしょうか。

20メガピクセル写真

23.6メガピクセルのセンサーを搭載することで、20メガピクセルの静止画が撮影可能になりました。

前面カラーディスプレイ

外観の大きな変化としては、前面に1.4インチのカラーディスプレイを搭載したことではないでしょうか。

HERO8までは、自撮りをする際にアングルの確認に困っていましたが、HERO9では、前面ディスプレイでアングルを確認することができます。

HyperSmooth 3.0(ハイパーズムーズ3.0)

「HyperSmooth(ハイパーズムーズ)」とは、GoProに搭載されている電子的な手ブレ補正機能の名称です。

今回、この手ブレ補正機能が「HyperSmooth 3.0(ハイパーズムーズ3.0)」にバージョンアップされ、「水平維持」機能が内蔵されました。

この水平維持に設定すると、画角はリニアより10%クロップされてしまいますが、45度まで傾けても水平をカメラ内で水平を保ってくれます。

バッテリー駆動時間30%向上

「GoPro HERO8 Black」は1220mAhのバッテリー容量でしたが、「GoPro HERO9 Black」では、1720mAhのバッテリー容量になりました。約41%の増量になりますが、前面カラーディスプレイの追加、背面メインディスプレイの大型化などにより、バッテリー駆動時間が約30%向上になってるようです。

バッテリーは交換可能になっていますので、駆動時間が気になる時は、予備のバッテリーを準備することで、再充電時間を気にすることなく撮影が可能になるのは利点だと感じています。

ビデオ撮影モード

解像度、フレームレートの設定

16:9ビデオ撮影モードでは、5K、4K、2.7K、1080pの解像度が設定可能です。

フレームレートは5Kの場合、30fpsまでに制限されます。

画角の設定

画角には、SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持、狭角があります。

SuperView、広角では、広い範囲を撮影可能ですが、魚眼レンズのように周囲に歪が発生します。

リニア、リニア+水平維持、狭角では、撮影できる範囲は狭くなってきますが、周囲の歪はなくなります。

水平維持を機能させるには、リニアに制限されます。

SuperView、広角、リニア、狭角の画角の比較動画をYouTubeで公開してます。

HyperSmooth 3.0の設定

HyperSmooth 3.0(ハイパーズムーズ3.0)には、オフ、オン、高、ブーストの設定があります。

オフでは、手ブレ補正はなく、クロップされることなく録画されます。

オンでは、広角を選んでいる場合は10%クロップされ、手ブレ補正が有効になります。

高では、広角を選んでいる場合は10%クロップされますが、より強力な手ブレ補正が効くようになります。

ブーストでは、かなりクロップされてしまいますが、最大限の手ブレ補正が効きます。

画角を狭角に設定すると、HyperSmoothはブーストに設定されます。

水平維持の設定

画角で「リニア+水平維持」を選択することで45度まで傾けてもビデオ動画は水平を保ってくれる機能です。

自転車やスキー、スノーボードなどの動きの激しいアクティビティのビデオの撮影には重宝するのではないでしょうか。

スローモーション撮影の設定

8倍または4倍に減速したスローモーションビデオの撮影が可能です。

8倍のスローモーションを撮影する場合、解像度は1080pに制限され、フレームレートを240fpsに設定する必要があります。

4倍のスローモーションを撮影する場合、解像度は2.7K、1440p、1080pのいずれかを選択し、フレームレートを120fpsに設定する必要があります。

4Kでは、最大フレームレートが60fpsになりますので、2倍までのスローモーションを撮影することができます。

5Kでは最大フレームレートが30fpsになりますので、スローモーションを撮影することはできないです。

写真撮影モード

「写真」、「LiveBurst (ライブバースト)」、「連写」、「ナイト」の撮影モードがあり、すべての写真は20MPで保存されます。

写真

写真モードでは、シャッターボタンを1度押すと、1枚の写真が撮影できます。

シャッターボタンを長押しすると1秒あたり最大30枚の連続写真が撮影できます。ただし、照明条件によっては1秒間に撮影可能な枚数は減ってしまいます。

LiveBurst (ライブバースト)

LiveBurst (ライブバースト)モードでは、シャッターボタンを押す1.5秒前から1.5秒後までが連写されます。

動きの激しいアクティビティの写真を撮影するときには、シャッターを押したときに、タイミングを外してしまうことがあるので、1.5秒前にさかのぼって連写してくれるのはうれしい機能ですね。

連写

連写モードでは、1秒間に最大25枚までの連写が可能です。

ナイト

ナイトモードでは、より多くの光が取り込まれるようにシャッタースピードが調整されて薄暗いところでも撮影が可能になりますが、手持ち撮影などではブレる可能性がありますので、三脚にしっかりと固定して撮影できる場合に役立ちそうです。

タイムラプス撮影モード

タイムラプス撮影には、「タイムラプス」、「TimeWarp(タイムワープ)」、「ナイトラプス」のモードがあります。

タイムラプス

タイムラプスモードは、三脚などに固定して撮影する場合に使用します。街の風景、夕焼けなどの長時間撮影に向いています。

保存は、ビデオ形式、フォト形式から選択できます。

撮影間隔は、0.5秒、1秒から1時間までの間隔から選択できます。

TimeWarp(タイムワープ)

TimeWarp(タイムワープ)モードは、動きながら手ブレ補正を効かせながら撮影することで、滑らかなタイムラプスビデオが撮影できます。

ナイトラプス

ナイトラプスはモードは薄暗い光の少ない場所でのタイムラプスを可能にしてくれます。

シャッター速度が遅くなりますので、三脚などに固定して撮影する必要があります。

撮影間隔は、自動、4秒から60分までの間隔から選択できます。

気になった点

兎にも角にもメインのタッチディスプレイの反応が悪いです。

2020年10月20日公開のv1.22に更新し、発売当時よりも若干反応が良くなったように感じますが、サッと設定が変更できないのは、かなりストレスになります。

設定を的確に変更したいときは、面倒ですがスマートフォンのアプリから変更する方が設定ミスが少ないです。

まとめ

水平維持が手持ち撮影で旅行、お散歩、vlogなどに重宝するのではないでしょうか。

4K解像度のビデオ撮影が、動きの激しいアクションの撮影だけでなく、三脚に固定して風景などの撮影にも使える便利なカメラだと思います。

GoPro HERO9 Black

https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras/hero9-black/CHDHX-901-master.html